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2022年 6月 28日 志望校どう決めた?①

こんにちは。

気がつけば短い梅雨も明け、日は長くなり、夏本番を感じるようになりましたね。

真夏は暑さに気が滅入ってきますが、受験生はここからが本番。受験生でなくとも、夏休みは纏まった時間を確保できるので力をつける好機。私の好きな偉人の坂本龍馬も、「他の人間が暑さでへばってる間に鍛錬すれば他の人間よりも上に行ける」と言いながら暑さにもめげずに努力したとか。

さて、本題に入りますと、今回のテーマは「志望校どう決めた?①」

というわけで今回は私が志望校を決めた経緯について、少しだけお話しいたします。

私には姉がいるのですが、高校2年生の時に、当時大学生になったばかりの姉から志望校の決め方についてのアドバイスをもらいました。

まず初めに言われたのは、「受験勉強は合格というゴールのためではなく、入学というスタートラインに立つためのもの」ということでした。

大学の授業は高校までと違い、自分で授業に積極的に臨まなければなりません。大学の教授は高校までの先生と違い、物を教えるプロフェッショナルではないので、受動的に教わりフォローされるような気構えではすぐに置いていかれてしまいます。

だから、何よりもまず自分がやりたいと思うことを学べることを第一に考えろ、というのが最初のアドバイスでした。

私は哲学と文学が好きで、どちらも好きだったからこそどちらかを選ぶのも難しかったので、哲学と文学の両方を学べるところはないか?という視点から志望校を決めることにしました。

この時に受けていたもう一つのアドバイスが、「志望校を決めるときは受験の難易度についてはあまり考えるな」ということでした。

受験当時の自分が合格に届くかどうかは志望校を決める段階で考えても分かりません。

実際私は高3秋の模試になってもE判定ばかりでずっと「これは無謀だったかもしれない」と考えていたのですが、高3の冬になってやっとC判定をもらえるように。高校2年生の頃の自分にはにわかに信じられないような伸びを見せ、高校の卒業式の日には担任の先生から「共通テストの自己採点の内容が想定外に良かったので職員室がちょっとざわめいた」とまで言われたほど。

最初は全くの無謀だと思って、過去問に取り組む時期になる前に志望校を変えようかと思っていたほどでしたが、もしあそこで志望校を変えて別の大学の過去問に手を出していたら、冬になって実力相応校と判定されるようになってから後悔していたかもしれません。

最後にまとめますと志望校の決め方のアドバイスは二つ。

「やりたい学問分野をしっかりと考えること」

「どこに行きたいかを考える段階では、今の自分の学力を理由に遠慮しないこと」

このアドバイスが少しでも皆様の参考になれば幸いです。

それでは今回はここまでに。高校生の皆様が実りある夏休みを過ごせますように応援しています!

 

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