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2025年 5月 16日 夏は過去問! 〜井上〜
みなさんこんにちは!
担任助手4年の井上布武です!
すっかり暑くなり、夏が近づいていることを感じますね。
夏は受験生にとってはすごく重要で、「受験の天王山」とも言われます。そんな夏休みには、二次私大の過去問演習に取り組みます。今回のブログでは「なぜ夏に過去問をやるのか」、そして夏に過去問をやるために「今何をやるべきなのか」、について書こうと思います。
「なぜ夏に過去問をやるのか」
なぜ夏に過去問をやるのか。それは「第一志望校合格の最短ルートを突き進むため」です。
大学受験では、大学学部によって出題傾向や問題形式が全く異なります。また、人によって得意不得意があり、力を入れるべき科目も人それぞれです。つまり、第一志望校合格のためにやらなくてはいけない勉強は、志望校や成績状況によって全員異なります。
では、第一志望校合格のための一番効率の良いカリキュラムはなんでしょうか。それが、「夏に過去問をやること」です。夏に過去問をやることで、志望校の出題傾向や問題形式、さらには自分の苦手な分野を知ることができます。そして、秋以降に志望校の傾向や自分の苦手分野に合わせて演習していくことで、志望校合格に大きく近づくことができます。
東進では、秋以降の演習にはAIを活用しています。過去問演習や模試の成績、さらには志望校の傾向や、合格した先輩たちは何ができていたかといったデータを全て総合的に判断し、演習すべき単元を生徒一人一人に合わせて提示してくれます。その演習をひたすらやることで、第一志望校合格のための最短ルートを突き進むことができるのです。
「今何をやるべきなのか」
では、夏で過去問をやるためには今何をすべきなのか。それは「志望校のレベルに合わせた基礎を完璧にすること」です。
夏で過去問をやると聞くと、まだそんなレベルに達していないのではないかと思うかもしれません。ですが、過去問をやる目的は、あくまでも志望校の傾向や自分の弱点を把握するためです。夏で合格点を取れている必要はありません。
では、どんな状態で過去問演習に入るのが望ましいのかというと、過去問の中でも解けなきゃいけない問題はきちんと解ける状態です。というのも、二次私大の問題は満点を取らなくてはいけないような試験ではないです。問題の中にも「その大学を受ける人なら解けなきゃいけない基本問題」「合否を分けるような差のつく問題」「ほとんどの受験生が解けない(解けなくていい)難問」があります。夏の段階では、基本問題までが完璧に解ければOKです。それでは合格点には届きませんが、過去問演習をしながら差のつく問題の復習に時間を使い、志望校傾向や弱点を明確にすることができれば、秋以降の演習で十分成績を上げることが出来ます。しかし、基本問題すら怪しい状態で過去問を始めてしまうと、志望校傾向や弱点を知るどころか基礎の復習に時間が取られてしまいます。そうなると過去問をただ解いただけになり、意味のないものになってしまいます。
なので、夏までに志望校レベルの基礎を徹底し、基本問題を解けるような状態にすることが、順調に過去問に入るために必要になります。
さて、夏に過去問をやる重要性と今やるべきことは理解していただけたでしょうか。
夏までに基礎を仕上げ、夏に過去問演習に取り組み、秋以降に志望校対策や弱点補強をしていければ、第一志望校合格間違いなしです!
それらをやり切るためにも、合格に必要な圧倒的な努力をしていきましょう!
夏を制覇して、合格、ゲットだぜ!!!