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2026年 2月 6日 春休みで逆転!高校生が捨てるべき3つの悪習慣 。〜長〜

はじめに
大学受験を控える高校生の皆さん、春休みの勉強はどう進めていますか?
春休み。新学期から受験生だと気合を入れ、真っさらな参考書を買い込み、分刻みの完璧なスケジュールを立てている君へ。
しかし、厳しいことを言いうようですが、そのやる気こそが最大の罠かもしれません。
周囲の難関大合格者たちを見ていて確信していることがあります。それは、成績が爆伸びする人は何を足すかではなく、何を捨てるかを真っ先に決めているということです。
今回は、君の脳のポテンシャルを解放し、4月にライバルたちと圧倒的な差をつけるための、春休みの『やらないことリスト』を3つ紹介します。
目次
①安価なドーパミンによる脳の浪費を捨てる
多くの高校生が「休み=スマホを見る」と考えています。しかし、これは休息ではなく、脳に対する過剰な負荷です。
脳の流出(ブレイン・ドレイン)という恐怖
テキサス大学の研究によれは、たとえ電源が切れていたとしても、スマホが視界にあるだけで、私たちのワーキングメモリは削られてしまいます。現在、若者のほとんどが毎日見ているSNSやショート動画は、次に何が来るかという期待感で脳をハックし、安価なドーパミンを出し続けさせます。しかし、安価なドーパミンに依存すると、脳は、地道な勉強や深い思考を退屈なものと切り捨てるようになります。すると、お風呂や食事といった生活の基本すら面倒になり、深夜までダラダラと画面を眺め、翌日の授業で意識が飛ぶ、という最悪のサイクルが完成します。
僕の実体験
実際に、僕は高校生の時、この脳の流出に陥っていました。1日何時間もショート動画やリールをスクロールし、例え部活で疲れていたとしても、スマホをいじり続け、夜更かしするという生活を送っていました。その結果、よく寝られずに次の日学校でも集中力が続かないという悪循環に陥っていました。しかし、高校2年生の春頃から、スマホを物理的に遠ざけることで脳のスタミナを回復させることができました。家に帰ったら、玄関にスマホを置いて、家では一切見ないと決めたり、スクリーンタイムに制限を設けたりして、スマホを長時間使えないようにしたのです。すると、日中の集中力が劇的に上がり、学校で寝ることが一切なくなりました。
アドバイス
春休みに勉強以外を禁じる必要はありません。むしろ、部活で限界まで汗を流す、趣味を極める、気になっている映画をじっくり観るといった質の高い興奮に時間を使ってください。自分の力で掴み取る感動は、脳を活性化させますが、スマホの流し見は脳をただ消耗させるだけです。
②分刻みの完璧な計画表を捨てる
春休みの初日に、全教科のスケジュールを分刻みで埋める。この瞬間が一番楽しいですよね。しかし、その計画は「実行するためのもの」ではなく「安心するためのもの」になっていませんか?
計画の誤謬(Planning Fallacy)
心理学には、人間は自分の作業スピードを常に過大評価し、計画を楽観的に立てすぎるという法則があります。例えば、分刻みの計画は、一度の寝坊、一度の急用で未達成の烙印を押されます。すると、脳はどうせ無理だと判断し、計画そのものを放棄するどうにでもなれ効果(What-the-hell effect)を引き起こします。
タスクベース管理術
僕が実際にやっていたのは、非常にシンプルな方法です。まず、各参考書をいつまでに終わらせるかという大まかな期限だけを設定します。次に、毎日その日の朝に今日やるべきタスクを3〜5個だけ書き出し、それをその時の気分でどの順番でやるか選ぶだけです。
ポイントは、13時から数学とやる時間を決めるのではなく、今日はこの大問3つを解く。そして、順番は後で決めるとする。こうして、ある程度柔軟性を持たせることで、計画を継続させることができます。したがって、予定表を綺麗に埋めるエネルギーがあるなら、今すぐ問題集を1ページ進めましょう。
③新しい参考書への浮気を捨てる
書店の「逆転合格」「難関大突破」というキラキラした表紙に手を伸ばす前に、一度冷静になってください。
大学受験は基礎が9割
実は、大学受験においては、どれだけ高度な知識が身についているか、よりも基礎知識をいかに取りこぼさないかが重要になってきます。いくら、難しい英単語を覚えたところで、関係代名詞や挿入句などの基本的な構文を読めなければ、文章を正しく理解することはできません。また、出題される頻度が、高いものから低いものまで満遍なく7割覚えるのと、出題される頻度が高い基礎的な問題を100%完璧にするのとでは、後者の方がはるかに得点につながりやすく、効率も良いです。
僕の実体験
実際に、僕が世界史を勉強するときに使用したのは、教科書・資料集・一問一答の3点だけです。多くの教材に手を出すのではなく、この3つがボロボロになるまで、それこそどのページに何が書いてあるかを覚えるまで何周も繰り返し読みました。
流暢性の錯覚
新しい参考書の解説を読むと分かった気になります。しかし、それは単なる錯覚です。新しいことを始めるということは、それまでやっていたことを中途半端にしたまま別のことを始めるにほかなりません。つまり、4月の模試で結果を出したいなら、買い足すのではなく、今手元にある学校のワークや基礎教材の空白のページを全て埋めてください。
まとめ:捨てる勇気が、君を受験生にする
受験生になるということは、何かを新しく始めることだと思われがちです。
でも本当は、自分を甘やかしていた過去の習慣を潔く捨てることから始まります。
①スマホを置いて、脳の体力を取り戻す。
②完璧主義を捨てて、目の前のタスクを消す。
③新しい本を捨てて、手元の1冊を完璧にする。
この引き算ができた時、君の成績は勝手に上がり始めます。
4月の新学期、周りが焦り始めた頃、君はもう準備はできていると自信を持てる春にしましょう。
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