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2025年 9月 7日 受験勉強と文化祭・体育祭の両立〜長〜
こんにちは!一年生担任助手の長幸村です。
そろそろ文化祭や体育祭の準備で忙しい時期ですよね。「受験が控えているのにこんなことやってていいのかな…」と不安になっている人もいるかもしれません。
今回は、文化祭・体育祭と受験勉強を両立させる方法について、後輩の皆さんにアドバイスを送りたいと思います。
受験勉強と文化祭・体育祭の両立は可能?
まず、結論から言います。受験勉強と文化祭・体育祭の両立は可能です。
いや、むしろ、文化祭や体育祭を全力で楽しむことは、受験勉強に良い影響を与えます。
「え、どういうこと?」って思いますよね。
文化祭や体育祭は、高校生活の集大成です。仲間と協力して一つのものを創り上げる経験は、一生の宝物になります。そして、その経験で得られる達成感や充実感は、受験勉強を乗り切るための大きなエネルギーになります。
文化祭や体育祭で、とことんやりきったという経験は、皆さんの中に「やればできる!」という自信を育んでくれます。その自信は、受験勉強という孤独な戦いにおいて、皆さんの心を力強く支えてくれるはずです。
だからこそ、文化祭や体育祭は遠慮なく、全力で楽しんでください。
受験勉強と両立するための心構え
「全力で楽しむのはいいけど、具体的にどうやって両立させるの?」と思った人もいるでしょう。ここからは、具体的な方法についてお話しします。
まず、大事なのはメリハリです。
文化祭や体育祭の準備期間は、どうしても勉強時間が減ってしまいます。そこで、「勉強しなきゃ…」と焦って、中途半端に勉強しようとする人がいますが、それは逆効果です。
中途半端に勉強しても、集中できないので効率が悪いです。それよりも、文化祭・体育祭に集中する時間と、受験勉強に集中する時間をきっちり分けるようにしましょう。
たとえば、平日は文化祭・体育祭の準備に集中し、土日にまとめて勉強時間を確保する、というように計画を立てるのがおすすめです。
僕の場合は、部活動が忙しい時期は、朝早く起きて学校に行く前に少しだけ勉強したり、通学時間や休み時間などのスキマ時間を活用したりしていました。
受験勉強と両立するための実践的な方法
ここからは、さらに具体的な実践方法を4つ紹介します。
1. スケジュール管理を徹底する
文化祭・体育祭の準備が始まると、どうしても時間があっという間に過ぎてしまいます。
そこで、まずやるべきことはスケジュール管理です。
1日のうち、勉強に充てられる時間を明確に把握しましょう。 準備期間中は、勉強時間が減ってしまうのは仕方ありません。しかし、「ゼロ」にしないことが重要です。
たとえば、
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朝、学校に行く前の30分
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休み時間の10分
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寝る前の1時間
といったように、少しでも勉強する時間を確保するように心がけましょう。
僕がおすすめするのは、To Doリストです。 1日の終わりに、翌日やるべき勉強内容を具体的にリストアップします。 たとえば、「数学の問題集を30分やる」「英単語を20個覚える」というように、何をやるのかを明確にするのがポイントです。
2. スキマ時間を活用する
文化祭・体育祭の準備期間中は、まとまった勉強時間を確保するのが難しいです。 そこで活躍するのが、**「スキマ時間」**です。
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朝、電車やバスを待っている時間
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休み時間
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昼休み
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帰りの電車やバスの中
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お風呂に入っているとき
これらのスキマ時間は、意外とたくさんあります。
僕は、通学時間にお気に入りの英語のポッドキャストを聞いていました。 また、休み時間には英単語帳を開いて、クラスの友達と単語クイズを出し合ったりもしました。
このように、スキマ時間を有効活用することで、まとまった勉強時間が取れなくても、少しずつ学力を伸ばしていくことができます。
3. 睡眠時間を削らない
文化祭・体育祭の準備で忙しくなると、ついつい睡眠時間を削って勉強しようとする人がいますが、これは絶対にやめてください。
睡眠不足は、集中力や記憶力の低下を招きます。 結果的に、勉強効率が悪くなり、パフォーマンスも下がってしまいます。
文化祭・体育祭の準備期間は、ただでさえ心身ともに疲れます。 そんなときに睡眠不足に陥ってしまうと、体調を崩しやすくなります。
体調を崩してしまっては元も子もありません。 十分な睡眠時間を確保し、心身ともに健康な状態を保つように心がけましょう。
4. 息抜きを大切にする
受験勉強は、孤独な戦いです。 つらいとき、苦しいとき、心が折れそうになるときもあるでしょう。
そんなときには、息抜きをすることがとても大切です。
文化祭・体育祭の準備期間中は、それが最高の息抜きになります。 仲間とワイワイ騒いだり、一緒にものづくりに没頭したりする時間は、皆さんの心をリフレッシュさせてくれます。
僕は、部活動の練習の後に友達とくだらない話で盛り上がったり、一緒にごはんを食べに行ったりする時間が大好きでした。 そうした時間があるからこそ、また次の日も頑張ろうと思えました。
勉強だけがすべてではありません。 楽しむべきときは思いっきり楽しみ、息抜きを大切にすることで、受験勉強にも前向きに取り組めるようになります。
最後に
受験生の皆さん、今この瞬間は二度と戻ってこないかけがえのない時間です。
文化祭や体育祭は、皆さんの高校生活のハイライトの一つです。 仲間と協力して一つのものを創り上げる経験は、一生の財産になります。
「受験生だから…」と遠慮せずに、全力で楽しんでください。
そして、その経験から得られる「やりきった!」という達成感や、仲間との絆を、受験勉強を乗り切るための原動力に変えてください。
僕は、高3の5月まで部活動に打ち込み、文化祭も体育祭も全力で楽しみました。 そして、その経験が、つらい受験勉強を乗り切るための大きな支えとなりました。
皆さんにも、同じように、高校生活を謳歌し、そして志望校合格という最高のゴールを掴み取ってほしいと心から願っています。
応援しています!頑張れ!