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2023年 12月 1日 二次私大と共テ対策のバランスを大切に! ~井上~
こんにちは!
担任助手2年の井上布武です!
12月になりすっかり冬になりましたね。お気に入りの上着を下ろして、今年よく聞いた楽曲のプレイリストを聞いていると、もう年末だなぁと感じます。
共通テストまで残り42日です。一日一日を大切に勉強していきましょう!
ということで、今回のテーマは「二次私大演習と共通テスト対策のバランス」です。
二次私大演習に苦戦する中で共通テストが迫ってきており、何をするべきか分からず焦っている受験生も多いのではないでしょうか。今回のブログでは、二次私大演習と共通テスト対策のバランスについて、指針を紹介しようと思いますが、具体的にいつからどれぐらいの割合でやっていくかは志望校や現在の成績状況によるので、担当の先生としっかり話して決めましょう。
~その①~ 二次私大でも使う科目の基礎が最優先!
もし二次私大でも使う科目の基礎が完璧でない場合、最優先で学習しましょう。
基準としては、二次私大レベルの問題を解いて解答解説を見ても理解できない場合です。その場合、基本的な知識や解法が抜けている可能性が高いので、共通テスト対策や問題集演習をしっかりして、基礎を固めましょう。
この時期は焦って二次私大レベルの問題に手を出してしまいがちですが、まず基礎を完璧にすることを最優先にしましょう!
~その②~ 二次の点数が足りていなければ二次私大演習!
共通テストの配点が低い国立や私立を受ける受験生は特に、志望校の過去問の得点が足りていないなら二次私大演習に引き続き力を入れましょう。
最近の共通テストは応用力が問われる問題が増えており、基礎がしっかり固まっていても高得点が取りづらいです。逆に、共通テスト対策をしていると問題形式に慣れるので点数は上がっていきます。しかし、基礎が固まった後の共通テスト対策では二次私大の得点はほとんど上がりません。共通テスト対策では二次私大レベルの知識の運用や組み合わせる力は鍛えられないからです。
なので、二次私大での得点がまだ足りていない場合は、今はまだ二次私大演習に注力しましょう!
~その③~ 基礎が固まっていない副教科は志望校に応じて!
国立を受験する生徒などで二次で使わない科目の基礎が固まっていない場合、志望校における共通テストの重要性に応じて学習を進めましょう。
基礎が固まっている科目は直前でしっかり共通テスト対策に時間を使えば点数は安定します。しかし、基礎が固まっていない場合は一朝一夕ではどうにもなりません。共通テストの配点が高い国立を志望している場合は、理科基礎や社会といった副教科の学習も今のうちから手を付けていきましょう。
残された時間も時々刻々と減ってきていますが、やるべきことをしっかりやり焦らず一歩一歩進んで行きましょう!!!