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2024年 9月 19日 明治大学農学部情報~増田~

こんにちは!担任助手1年の増田です。

今月のブログのテーマは、「担任助手の大学紹介」です!

私は明治大学農学部の紹介をします。中目黒校で唯一の農学部生として、明治大学農学部の魅力(特に私が所属する農学科)や受験生にとって有益な入試情報を伝えていきます。明治大学の受験を考えている方は経営学科の吉永先生のブログも合わせて読んでみてください! また、今後大学が公開する募集要項も必ずお読みください。

 

①明治大学情報

農学部は神奈川県川崎市の生田キャンパスにあります。生田キャンパスには農学部と理工学部の理系2学科が所属しており、明治大学の中で唯一東京以外のキャンパスです。最寄り駅は小田急線の生田駅で、新宿から電車で30分ほどの近場でありながらのどかで落ち着いた雰囲気のある地域に位置しています。

生田キャンパスの特徴として、キャンパス内には圃場(実験用の農場)があり、研究室の人や私も所属する農業サークルの学生が利用しています。また、明治大学はキャンパス外に黒川農場という施設を所有しており、大規模な圃場は後述する農場実習や研究に利用されています。

また、現在生田キャンパスでは新校舎を建設中で、教室や図書館などを複合した校舎が建てられる予定です。より充実したキャンパスライフが送れる日を今からワクワクしています!

 

学科は1年次から農学科・農芸化学科・生命科学科・食料環境政策学科の4つに分かれており、食料環境政策学科のみ農学や生命系だけでなく経済学や国際系の要素もある文系学科です。

私は農学科に所属してからの3か月間で、作物の栽培技術農地整備動物に関すること、生態系都市開発に関することなどを学びました。一口に農学科といっても多種多様な分野があり、2年生までに自分が専攻したい分野を決めて3年生から研究室に所属して研究を始めていきます。他の学科でも特色のあることを学べるので気になった方はぜひ、パンフレットを読んだり大学のイベントに参加してください!

農学部最大の特徴として講義に農場実習があります。農場実習ではトマトやトウモロコシなどの作物の栽培方法知識を実際に学生が圃場作業を通して学びます。農学科と食料環境政策学科は隔週という高頻度で実施するので、植物が好きな方は楽しみながら学べます!

 

 

②農学部の入試情報

農学部の一般入試には学部別入学試験全学部統一入学試験大学入学共通テスト利用入学試験があります。ここでは私が受験した学部別入学試験をメインにアドバイスしていきます。

学部別入学試験は3科目入試で配点は全科目150点です。農学科と農芸化学科と生命科学科は外国語が必須で国語、数学、理科(化学、生物)の中から2科目選択します。食料環境政策学科外国語と国語が必須で地理歴史、公民、数学、理科(化学、生物)の中から1科目選択します。学部別入試では物理受験ができないので注意してください。(他の形式なら物理で受験できます)

 

農学部の入試の特徴は理系学部でありながら国語受験ができることです。国語の範囲は現代の国語と言語文化で、漢文は共テ利用入試以外は必要ありません。学部別入試では例年、漢字の書きと読みを筆記させる問題が数問出題されます。漢字の概形を覚えているだけでは解けないので、参考書などを通して多くの熟語を書けるようになりましょう!

国語他の私立農学部でも受験できることがあるので、数学が苦手な農学部志望者は国語受験を視野に入れるのもよいでしょう(かくいう私も国語受験しました)。ただし理系である以上、大学に入学後は数学を使う機会が訪れることも覚えておいてください!

 

学部別入試の英語は例年、英単語の発音やアクセントの位置を問う問題が出題されます。他大学ではあまり出題されないので、共通テストのリスニング勉強と合わせてメジャーな英単語の発音とアクセントを覚えていきましょう!

生物は多くの問題がマークシート形式ですが問題数が多く、設問を素早く読む必要があります。外国語以外の2科目は同じ時間に行うので、過去問を解く際は時間を計って2科目同時に解いて時間配分を掴むことをおすすめします。また、知識問題選択肢が多くて曖昧な知識では正答が困難です。資料集の細かい部分まで熟読したり、明治大学だけでなく併願校の生物の問題にもたくさん触れておくのがよいと思います!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。大学探しや明治大学対策の参考になれば幸いです。

皆さん、引き続き受験勉強を頑張ってください!