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2024年 10月 12日 秋の勉強について~村上編~
こんにちは!担任助手2年村上です。
秋というか冬の訪れを感じますね、、!個人的には夏が大好きなので終わってしまったことがめちゃくちゃ悲しいです(T-T)
さて、今回のブログテーマは「受験生の秋の勉強法」ということで、勉強面と精神面に分けてお話ししようかなと思います。
①勉強面に関して
この時期は単元ジャンル別演習+併願校過去問+追加受講をメインで進めていました。これに加えて高速基礎マスターでの単語学習、日本史の一問一答も毎日決まった時間に欠かさず行っていました。
勉強面で意識していたことはとにかく「固定化・ルーティーン化」です。
1週間の流れとしては、、、
平日 単ジャン+受講または過去問1教科
土日 単ジャン+1年分の過去問
という風に決めていました。平日にアウトプットしたことを、土日の過去問で確認するというサイクルを徹底していました。
点数や迫り来る本番への不安から「基礎が足りないのでは?」「まだ単ジャンをやるレベルに達していないのではないか」と思いインプットや基礎の割合を増やしたくなる生徒もいると思います。
しかし、アウトプット=質の高いインプット学習ということを意識してアウトプットの最低量は減らさず(毎日単ジャン10問など)間違えたところから復習して基礎を入れ直すようにしていました。
1日の動きとしては、登校して単元ジャンルを10~15問解く、併願校過去問1教科or受講、20:00になったら高マス、閉館30分前と登下校の電車では必ず日本史の一問一答を見るようにしていました。
②精神面について
秋はいやでも判定が気になったり、決断しなければならなかったりします。迫り来る本番への焦りから手が動かなくなる生徒も出てくるとおもいます。
私はスランプというスランプはなかったのですが、ずっと自信がない生徒でした。しかし、12月の最終模試で小説が13/50しか取れなかったとき、初めて自信が湧いてきました。
普通落ち込むところじゃない・・・?と思うかもしれませんが、私はその点数を見て「本番でこの点数取るわけない、私ならぜったいもっと取れるに決まってる」と本気で思えました!
そのときこそ自信が出てきた瞬間であり、私の受験期の分岐点です。
なぜ自信が出てきたのかというと、今まで努力してきた自覚があったからです。
点数が気になって自分の実力を疑ってしまうときもあると思いますが、今はとにかく手を止めずに前に進む時期です。
この秋の一瞬一瞬の努力が、受験期の自分を支えます。逆に少しでも無駄に過ごしてしまったという罪悪感が受験期の自分を苦しめます。
後悔のないよう最後まで走り続けましょう!
2024年 10月 9日 夏以降の勉強方法(単ジャン編)~増田~
こんにちは!担任助手1年の増田です。
いよいよ共通テストまで残り100日ですね。もう100日しかないと焦っている人もいれば、まだ100日あると余裕を感じている人もいるかと思いますが、皆さん自分が今できることに全力で取り組んでいきましょう!
今月のブログテーマは「夏以降の勉強方法」です。
この時期の受験生は受講が残っていたり、併願校の過去問を始めたり、志望校別単元ジャンル演習(単ジャン)にたくさん取り組んでいたりして何をどう進めればよいのか戸惑っている方もいるでしょう。私も昨年は単ジャンで大量の苦手な数学や化学の演習セットを見て気が滅入っていました。
さて、「夏以降の勉強方法」と言われて私の昨年の10月を振り返ってみると、残りの受講を終わらせるか単ジャンをひたすら解いていた記憶があります(第2志望校の過去問を始めたのは11月でした)。ということで私のブログでは、単ジャンの取り組み方に焦点を絞って書いていきます!私の特性上、生物の話題が多くなりますが全科目に当てはまるポイントもあるので、単ジャンの進め方に悩んでいる方の参考になれば幸いです!
①復習コンテンツをフル活用!
単元ジャンル復習コンテンツには「単元集中」という映像があり、入試で頻出する単元の要点を10分ほどの動画で解説してくれます。1つの単元でも内容が細かく分かれていて、自分が苦手なジャンルを短時間で復習するのに有効です! (例えば「刺激の受容と反応」は「膜電位の変化」や「全か無かの法則」などに分かれています)
また、復習コンテンツには「スタンダード生物」や「難関生物」などの通期講座も受講できます。1つの単元が全体的に苦手な方はスタンダード生物で内容を総ざらいして、基本的な知識を固めてより難易度の高い問題に立ち向かえるようにレベルアップしていきましょう!
②単ジャン用のノートを作り、まとめノート化する!
上記の復習コンテンツはただ視聴するだけでは意味がありません。講師が板書した手書きの図やポイントなどはノートにどんどん書きましょう。秋にまとめノートを作っても時期が遅いし、作る余裕なんてないと思うかもしれませんが、生物はノートを作るのと並行して覚えていけば結果に結びつく科目であると個人的に思っています。私の経験として、今作ったノートは入試当日の試験開始5分前まで使えるキーアイテムとなります!
英単語帳を読むのと同様に毎日登下校中や就寝前に15~30分間ほどノートを読み、過去問や単ジャンに取り組んでアウトプットを重ねることで生物の実力は徐々に高まっていくはずです。ぜひ、実践してみてください!
③論述問題に取り組む!
志望校で論述問題が出題される方は、自分の答案と模範解答を照らし合わせたり添削結果をよく読んだりしつつ、たくさん論述問題を解きましょう。解いた大学によっては解説授業で論述問題のポイントを説明してくれるので、解説授業もよく視聴しましょう!
「いや、僕の志望校の過去問は全て記号問題だから記述問題に取り組む必要はないよ」と思っている方もいるかもしれません。ですが、ただ生物の用語を覚えただけでは正答できる問題は限られてしまいます。 例えば、タンパク質合成や膜電位が変化する過程はたくさんの言葉が登場するので、単語を覚えただけでは頭がこんがらがることが多いでしょう。 もちろん、記号問題のみの入試において論述ができることは合格への必須条件ではありませんが、単語一つ一つを適切に組み合わせられるようになることで、多数の選択肢に翻弄されず素早く解けて他の受験生より一歩も二歩もリードできるようになります!
いかがでしたでしょうか。単ジャンの取り組み方は志望校や科目によって人それぞれなので、ぜひ校舎のスタッフにもたくさん訊いて自分に最適な学習法を見つけ、志望校合格に繋げていきましょう!
2024年 10月 6日 夏以降の勉強方法~吉永~
みなさんこんにちは!担任助手1年の吉永です。
いよいよ10月になり、共通テストまでの残り日数も100日を切り、二桁になってくる時期ですね。
そんなラストスパートの季節に今回のブログテーマは「夏以降の勉強方法」です。
①アウトプット学習を進める
夏までに様々な科目でインプット学習を行ってきたと思います。文系においては特に、社会系の科目はインプットできていても、それを解答用紙にしっかりと書けなければ意味がありません。さらに覚えた知識が間違っていないか、勘違いしていないかも含めてアウトプットをしながら確認していくようにしましょう!
②過去問を解いて復習する
夏休み中にも過去問は解いていたと思いますが、夏以降も定期的に過去問を解いていくようにしましょう。特に第一志望校以外の、第二、第三志望の過去問もこの時期に少し触れていくと自分の苦手な範囲を可視化することができてとても良いと思います。当然解き終わったら復習を行い、できていないところを次に解いたら絶対に得点できるようにしていきましょう!!
受験までの時間が迫って来て焦ることもあると思います。心配になって来てしまった場合、周りの人に相談してみることも、一つの解決方法としては有効な方法です。残っている時間を無駄にしないように頑張っていきましょう!!
2024年 10月 3日 夏以降のメンタル必勝法!~井上~
こんにちは!
担任助手3年の井上布武です!
10月になり、ようやく涼しくなってきましたね。風邪も流行っているので健康には十分注意しながら、受講修了や志望校別単元ジャンル演習など、10月末までにやると決めたことをしっかりやり切れるように、頑張っていきましょう!
共通テストまで残り約3か月になりました。受験生の皆さんは、焦りや不安が大きくなってきたのではないでしょうか。ということで、今回のブログでは「精神安定方法」について書こうと思います。今回は私なりの精神安定方法を紹介しますが、メンタルとの向き合い方は十人十色なので、自分に合った方法を試行錯誤してみてください!
私の精神安定方法は、ズバリ「ポジティブな言葉を意識的に使う」ことです。
メンタルの状況が良くないとき、「無理かもしれない」「もうダメだ」「ヤバい」など、ネガティブな発言がどうしても増えてしまいます。
しかし、こういった言葉はより不安や焦りを強くしてしまいますし、無理かもと思いながら勉強していても質は上がりません。
不安な時こそ、意識的に「絶対にできる」「余裕でしょ」とポジティブな言葉を発しましょう。そうすれば気持ちも楽になりますし、本当にできる気がだんだんしてきて勉強も楽しくなります。
辛いときはあまり気が乗らないかもしれませんが、自分を洗脳するつもりで無理してポジティブな言葉を使ってみてください!
実際、私はもともと自信がなくて緊張も凄くするタイプでした。ですが中高生のときに部活の大会などに出ていく中で、「弱気になっていても良いことなんて一つもない」ということに気づき、あえて強気な発言をするようにしてみました。そのおかげで、受験勉強はそこまで思い悩むことも無く楽しんで終えることができましたし、今ではとても楽観的な性格にすらなりました。自分の性格は自分で変えられます!
強気な発言をするのは、それで失敗したら恥ずかしいとか思うかもしれませんが、大口をたたいて失敗しても「あいつ面白いな」ぐらいにしか思われません。むしろ、無理かもしれないと常に保険をかけている方がカッコ悪いと思います。自信がないときでも、「私ならできる」「楽勝じゃん!」と強気な発言をしていきましょう。
これからますます不安や焦りも出てくると思いますが、意識的にポジティブな言葉を使って、自分のマインドをコントロールしてみてください!
2024年 9月 30日 【東京大学】理科Ⅰ類と理科Ⅱ類の違い~井上~
こんにちは!
担任助手の井上布武です!
今月のブログは各大学の入試情報についてということで、東京大学にまつわる「理科Ⅰ類と理科Ⅱ類ってどう違うの?」「理科の科目選択は何がいいの?」といった疑問に答えていきたいと思います。志望校を決めかねているという人や、もうすぐ科目選択があるという人はぜひ参考にしてみてください!
①理科Ⅰ類と理科Ⅱ類の違い
東京大学は入学時点で学部に分かれず、教養学部として学部にとらわれずに授業を履修することができます。そして、2年生の1学期までの成績によって希望した学部に進めるかどうかが決まる「進振り」があります。そのため、入学時点では学部ではなく科類を選択します。理系は理科Ⅰ類から理科Ⅲ類まであり、理科Ⅲ類はほとんどが医学部に進学し合格最低点も断トツで高くなっています。では、理科Ⅰ類と理科Ⅱ類はどう違うのか。
主な違いは、カリキュラムです。大学のHPにも、理科Ⅰ類は「数学、物理学、化学を中心に」、理科Ⅱ類は「生物学、化学、物理学を中心に」学ぶと書かれています。実際、教養学部なので基本的に興味のある授業は全て履修可能ですが、必修の授業の配分が若干違い理科Ⅰ類の方が物理より、理科Ⅱ類の方が生物よりになっています。
合格最低点に関しては、例年理科Ⅱ類の方が10点ほど低い傾向にあります。東京大学は共通テストの点数によって足切りがありますが、その点数は毎年共通テストの難易度や出願傾向によって前後するので、一概にどちらが高いとは言えません。
その他の違いとしては、理科Ⅰ類は1000人以上いるのに対して理科Ⅱ類は500人程度と少なく、言語のクラスも理科Ⅱ類は理科Ⅲ類と一緒になっています。女子の割合も理科Ⅰ類より理科Ⅱ類の方が多いので、クラスの雰囲気とかにも少なからず影響があります。理科Ⅰ類だとクラスが男だけということもあり、通称「男クラ」と呼ばれています。
②進振りにおける違い
進振りでは、基本的にどの科類からでもほとんどの学部に行けますが、「各学部の定数のうち何人以上はこの科類から取る」という指定科類が決まっており、進学のしやすさが変わってきます。
工学部と理学部は理科Ⅰ類、農学部と薬学部は理科Ⅱ類に指定科類枠を設けられていることが多く、進振りで有利になります。進振りは優秀な東大生同士で争うことになるので、進学したい学部がはっきり決まっている場合はそれに合った科類を選ぶことがオススメです。
③理科の科目選択について
東京大学の理系の入試では理科を物理、化学、生物、地学の中から2つ選択します。どの科目を選んでもどの科類でも受験できますし、平均点などによって得点調整が行われていると言われており、入試時点での有利不利はほぼありません。
一般的には物理と化学を選ぶことが多く、化学と生物が次に多くなっています。暗記が得意という人は化学と生物を選ぶことも多いです。地学は学習効率が高く物理と被っている内容も多いので物理と地学を選択する人もいますが、高校によっては選択ができず自学に頼る必要があったり、地学で受けられる大学が限られているため併願が難しかったりするので注意が必要です。
では入学後に有利不利はあるのかというと、実はある程度あります。
理系の必修には力学や電磁気学などもありますが、これらには入試で物理を選択しなかった人用の授業もあるので物理を学んでいなくても問題ありません。一方生物に関してはこれがないため、高校で生物を選択していなくても問題はありませんが、生物選択の方が成績が取りやすくなっています。生物の必修は理科Ⅰ類は1単位なのに対して理科Ⅱ類は4単位もあるので、理科Ⅱ類では生物選択の方が若干有利になっています。
とはいえ、まずは東京大学に合格できるようにしっかりと勉強することが大事なので、自分が学びたいと思える科目を選択することが一番です。
さて、ここまで理科Ⅰ類と理科Ⅱ類の違いを説明しましたが、自分が進学したい学部に合わせて選ぶのがいいでしょう。科目選択も自分の興味に合わせて選ぶのがオススメです。
また、東京大学に合格するためには早い時期から受験勉強をスタートするのが効果的です。
まずは11月4日(月祝)全国統一高校生テストで実力を試してみましょう!