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2025年 5月 5日 受かる受験生になるために〜河合〜
こんにちは、担任助手三年の河合奏楽です!
本日は受験生に向けて、この時期に絶対に忘れてはいけないことと受験生の大敵を伝授します。
それは、過去問演習開始までに残された5,6月の二ヶ月では、以下のことがとても重要であるということです。
二つのことは
①基礎
②量
です。
当たり前のことを言っているように聞こえるかもしれませんが、本当にこの二つを徹底できていますか?というブログです><
①基礎
この時期に基礎を固めるのは絶対条件です。
柔らかい土台の上に丈夫な家を建てても崩れるように、基礎をおろそかにして過去問をどれだけ解いたとしても、結局基礎の復習に追われたり、正しい反省をすることができなくなってしまい、意味がありません。
じゃあ基礎ってなに?というと、基礎とはたとえば以下のことです。
国語:古文漢文の漢字や単語、文法事項
数学:網羅的問題集の例題(チャート、フォーカスゴールドなど)
英語:英単語、文法、基礎的な構文
社会:基礎教材(学校のプリント、テキストなど)
理科:一周+6~7割の知識定着
これらの基礎知識が100%になっていない人、危機感を持ってゴールデンウィークなどを活用して完璧にしてください。
よく、この手の勉強を「だいたいできているから」やめてしまう人を見かけます。
しかし、これらの勉強は全ての知識が0.1秒で思い出せるレベルになるのが当たり前です。
1%の抜けも許されないと思ってください。
テスト形式などを活用して、本当に覚えているのか?を常に問い続けられるように工夫しましょう。
「現役生は直前まで伸びる」とよく言いますが、それは基礎を100%、妥協なくやり切った人のみであるということを心に留めてほしいなと思います。
特に国語ですが、英単語帳はたくさんやっているのに300~600個しかない古文の単語帳を放置している方、共通テストでは英語と国語は同じ点です。めちゃくちゃコスパがいいので早急にやってください。
楽しくない勉強かもしれませんが、ここを詰め切ると、過去問演習や模試をやればやるほど点数が伸びて秋以降の勉強がめちゃくちゃ楽しいです。
成績も今が一番伸びる時です!
私も基礎を詰め切った後の5月の模試の伸び幅は、かなりの自信になりました。
②量
次に量のお話です。
「質を大事にしたいので、今日は帰って明日に備えます。」(まだ20時)
こんなことを受付で聞いたことがあります。
この意識は受験生の敵です。
質という概念は早急に忘れてください。
これは受験生の敵です。
問題数や時間という観点で、量を人の2倍にする、ということはできます。
しかし、質を人の2倍まで上げることはできますか?
できるとしたら、その基準はなんですか?
質は言い訳につながります。
なぜなら、質には客観的な基準がないからです。
だんだん自分の基準が下がっていくことに、自分で気がつくことができません。
唯一できることはあるとしたら、知識や経験の量を増やして、一つの問題からより多く情報と反省を得ることですが、これも過去に取り組んだ勉強の量が前提になります。
とにかく毎日、人の2倍はやり切った、と言い切れるようになったら、めちゃくちゃ伸びると思います。
部活で忙しい人も、時間は取れなかったかもしれないけど、人の2倍の問題を解き切って完璧に復習した、など、量を自分の行動評価の基準にしましょう。
一学期は本気で受験に向かえている人がまだまだ少なく、受験生が周りに差をつけやすい時期です。
ここで踏ん張って、全員引き離しちゃいましょう〜〜〜✨