共通テスト同日へ向けて〜小林大樹〜 | 東進ハイスクール 中目黒校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2023年 12月 19日 共通テスト同日へ向けて〜小林大樹〜

みなさん昨日の最終共通テスト本番レベル模試はどうでしたか?

受験生は最大限の力を出しきれましたか?

高1・高2のみなさんは得点をもぎ取るという気持ちで試験に臨めましたか?

 

模試の良いところは本番でないことです。

 

勝って驕らず、負けて腐らず

 

同日へ向けて更なる飛躍の契機としてください。

 

さて、気持ちの面について触れた上で高1・高2のみなさんがどのような行動を具体的にすべきかについて書きます。

  1. 同日で取るべき得点を知る
  2. 各科目の得点配分を考える
  3. どの大問、単元で得点するか考える
  4. どのように勉強するか

 

同日で取るべき得点を知る

同日体験模試の得点率第一志望校の合格率には密接な関わりがあります。

HRで資料を見たことがある人も多いはずです。

東京大学文科志望の生徒であれば675-720点(900点満点)で1年後の合格率が65.6%となります。

早慶上理理系志望の生徒であれば350-400点(500点満点)で合格率が66.9%となります。

憧れの第一志望校に6割以上の確率で合格できることは一般的な難関大学の合格率に照らして考えると破格の数値です。

短期的な目標としてぜひ目指しましょう。

 

各科目の得点配分を考える

合計の目標得点が決まったら具体的にどの科目で何点得点するか考えましょう。

得意科目、苦手科目、未修範囲が多い科目など一人ひとりの事情が異なる部分だと思います。

過去の模試の結果や最近の受講などの勉強の進捗に合わせて設定しましょう。

特に、社会や理科の未修の範囲が多い生徒は数学や英語で未修範囲分の得点をカバーできるように計画しましょう。

 

作戦を立てて対策して臨む模試だからこそ、国数英については普段より少しだけ背伸びした得点にしても良いかもしれませんね。

 

どの大問、単元で得点するか考える

特に国語、数学、社会、理科は慎重に検討しましょう。

単元ごとの区切れ目がはっきりしている科目なので、絶対に点数を抑えたい単元をはっきりさせましょう。

また、大問をどの順番で解くか、どの程度時間をかけるかなどの試験中の戦略についても考えましょう。

共通テスト本番レベル模試と学校の定期テストの最大の違いは純粋な学力だけでなく

 

どのように勉強するか

基本的にはインプットの復習をしましょう。

新しいことを勉強する必要は全くありません。

試験中に「習ったのけどこれなんだっけ」となることが一番悪い状態です。

既習だけど曖昧な理解の学習内容を少しでもなくすような勉強にしましょう。

 

私自身は高校2年生の冬休みは同日体験模試で7割(630点)を目指して理科基礎と世界史の復習に時間を割きました。

地学基礎の勉強をしながら年を越したのは今でも良い思い出です。

 

1点でも多く追い求めましょう。

今は勉強すればするほど得点が伸びます。

みなさんの健闘を祈っています。